2009年 06月 03日
読んでるだけでわくわくするような内容なので全文転載(笑)。あと、E3で任天堂とSCEの発表がありましたが、Team Ninjaによるメトロイド新作とSuper Mario Galaxy 2が楽しみですな。
1日に行われたE3 Microsoftカンファレンスにて発表されたLeft 4 Dead 2の最新プレビューがIGNに掲載されています。 しかし、アレだな。続編が出ると前作が過疎るという現象はどうにかならんものか(笑)?オンラインゲームの宿命ですかね?************************************************ これを読む頃には、Valveが既にMicrosoftカンファレンスにてLeft 4 Dead 2を発表し終わっているだろう。最初の予告編を見ると、新キャラクターや特殊ゾンビ、チェンソーなどの近接武器が目に入る。だがもっと詳細が知りたければ、この先を読んで欲しい。我々は先週、Valveに出向いて続編のキャンペーンを1つプレーし、詳細は全て手元にあるのだ。 ValveがLeft 4 Deadの続編をこれほど早く出すというのは、とても現実とは思えない。前作は去年の11月18日に発売されたのだから、続編は丁度1年後に発売される事になる。だがValveのChet Faliszek氏によると、Left 4 Deadの開発が終了するやいなや、続編へのアイディアが溢れるように出てきたのだという。次に何を作るかという話になった時、Left 4 Dead 2の名前が即座に挙がったのだ。 Left 4 Dead 2には5つのキャンペーンが収録され、全てのマップで4人協力プレー、Versusモード、Survivalモードがプレー可能。更に、現在はまだ明かされていないもう1つの新モードが存在するという。今回は新しい4人のサバイバー、武器、打撃武器、アイテムが登場。ゾンビは勿論、新たな特殊ゾンビも登場する他、前作でプレーヤーが生み出した戦略などを邪魔するようにデザインされた新たなゲームプレー・メカニックも数多く組み込まれている。 Left 4 Dead 2はアメリカ南部が舞台。ランダムだった前作のキャンペーンと違い、本作にはキャンペーンを繋ぐ物語が存在する。物語はサバンナからスタートし、最後にはニューオリンズへと辿り着く。ゾンビ感染がまだ発生していないというサバンナのキャンペーンは非常に興味深い。我々がプレーしたのは、The Parishというニューオリンズのキャンペーン。物語の最終マップで、有名なフレンチ・クオーターなどの市街地を生き延びて軍事ヘリまで辿り着く事が目標となる。間には沼地のキャンペーンも登場するそうだが、詳細は不明だ。 The Parishでまず驚いたのは、完全に昼間のステージであるという点だ。ゾンビは確かに夜が好みかもしれないが、真昼間でも平気で人間を食い散らかすようだ。太陽が昇っている状態でゾンビと戦うのは変な気分だが、美しいのは確かだ。夕焼けには、ゾンビを撃つ手をしばらく休めて思わず見入ってしまう魅力があるのだ。全キャンペーンが昼間というわけではないが、雰囲気が大分変わってなかなか良い。ゾンビの行動が昼間は少し変わるので、ゲームプレーにも影響してくるようになっていて、その顕著な例がWitchだ。夜中だとジッと座って泣いているWitchだが、昼間には泣きながらウロウロするのだ。Chet Faliszek氏によると、うろつくWitchにはゾンビ・ラッシュの最中など最悪のタイミングに登場するという「癖」があるそうだ。手遅れになるまで Witchに気付かないかもしれない。 Left 4 Dead 2の大部分は、既存のゲームプレーを揺るがすようにデザインされている。前作のゾンビ・ラッシュは、結局簡単にクリア出来てしまうものだった。スイッチを入れてゾンビ・ラッシュを発生させたら、あとは隅に陣取ってゾンビの大群をなぎ倒せば良いだけ。こうしたキャンピングを無くすため、ゾンビ・ラッシュは刷新された。スイッチを押してラッシュを発生させるまでは変わらないが、本作ではそのラッシュを止めるため、ゾンビ・ラッシュの隙間をぬって、もう1つのスイッチを押さねばなかったりするのだ。他には、スイッチ自体存在しないゾンビ・ラッシュもある。この場面では、無数の車が駐車してある駐車場で、全ての車にアラームが付いている。この駐車場を進んでいる最中にゾンビに襲われる所を想像してみて欲しい。たった1発の銃弾が事を更に悪化させてしまうため、充分に注意しないと滝のようにゾンビが溢れ出てくる羽目に陥る事になるのだ。 The Parishのフィナーレも前作とは一味違うものとなっている。本作では救助の到着まで持久戦をするのではなく、車やトラック、ゾンビで溢れかえる長いハイウェイを突っ切らなければいけないのだ。手すりがないので端から落ちそうになったり(もしくは、Tankに吹き飛ばされたり)する中を突っ切るのは実に楽しい。トラクターの上に登ったりといった、別のルートも存在している。 AIディレクターは幾つかのステージにおいて、空間を操作する事が出来るようにもなっている。そう、マップのレイアウトを変更してくるのだ。The Parishキャンペーンでは、墓地がそうだ。ニューオリンズを知っていれば、地下水面が高いために土葬をしない事も知っているだろう。墓地は埋葬用の地下室だらけ。そこでAIディレクターは、プレーヤーの出来次第で墓地のレイアウトを変更してくるのだ。仮にプレーヤーたちが下手ならば、墓地は一直線に近いシンプルなものになるが、上級者ならばまるで迷路のようになり、行き止まりも存在するのだ。プレーする前にパターンを習得させないという事だ。 良いニュースばかりをお届けしてきたが、ここで新ゾンビを紹介しよう。最低でも数種類の新ボス・ゾンビが登場するとの事だが、今回はその内の1種類Chargerしか見せてもらう事は出来なかった。Chargerは、サバイバーが小部屋などの狭いスペースに篭るのを防ぐためにデザインされたボスだ。Charger相手に篭ったりしても、牛のようなChargerには通用しない。物凄い勢いで突進してきて、吹き飛ばされてしまうのだ。地面に倒されてしまうので、しばらくは無防備になってしまうわけだ。 Chargerがサバイバーを捕まえると、何度も地面に叩きつけられてしまう。逃げるには、誰かに助けてもらう他ないのだ。 ChargerはTankほどタフではないが、ダメージにはなかなか強い。それに突進するスピードは速いが小回りは利かないため、闘牛のように避ける事は簡単だ。個人的な体験を言わせてもらえば、私は何度も背後から突進するChargerに気付かず、やられてしまった。ゾンビをなぎ倒していたと思った次の瞬間、私は宙を舞っていたのだ。仲間がChargerの接近を叫んで知らせたら、急いで周囲を見渡した方が良いだろう。他には、ハズマット・ゾンビが存在する。彼らは特殊ゾンビではなく、ただ単に感染した時に危険物処理服を着ていただけ。だが問題なのは、彼らには炎系の武器が一切通用しないのだ。 大体お分かり頂けただろう、Left 4 Dead 2はタフさが増している。公平さを期すため、プレーヤーにも新しいオモチャが与えられる。前作に登場したものに加えて新しい銃火器が加わる。例えばサイレンサー付きのサブ・マシンガン(ゲームプレー的には意味はない。ただ見た目と音がクールなだけ)、よりタイトで正確性が増したアサルト・ライフル、セミ・オートのスナイパー・ライフルのようなスコープ付きアサルト・ライフルなどなど。これらの銃にはそれぞれ個性があり、既存の武器の見た目だけを変えたものにはなっていない。 次に、Valveは打撃武器を登場させた。我々は斧とフライパンでプレーしたが、他にもチェンソーや野球のバットが登場する。これらの打撃武器は、TankとWitchを除く全ての特殊ゾンビを一撃で倒せるのだ。打撃武器は、残弾数が少なかったり、弾をばら撒くのがマズイ場所(前述の駐車場など)などで役に立つ。そして最後に、一時的に効果を発揮する特殊アイテムが存在する。我々が使用したのは、ゾンビに命中すると燃え上がる焼夷弾。だが 50発しか手に入らない上、後のために取っておく事が出来ないのだ。入手したら、その場で使わなければならない。 サバイバーも4人とも新キャラクターになっている。Chet Faliszek氏によると、前作のLeft 4 Dead4人組(Zoey、Francis、Louis、Bill)には多大な思い入れがあり、このシリーズのGordonとAlyxのような存在であると考えているものの、新たな舞台設定とキャンペーンには新顔が必要だという結論に至ったそうだ。派手なスーツに身を包んだNick、機械工のEllis、女の子のRochelle、大男のCoach。だが安心して欲しい。彼らの台詞は前作同様ウィットに富んだものに仕上がっており、HBOのテレビ・シリーズ「The Wire」のファンなら、一人の声に聞き覚えがあるだろう。 開発期間を考えると、Left 4 Dead 2は極めて驚異的な仕上がりだ。Valveは数多くの調整や変更を、この短期間に盛り込んでいる。ほぼ全てのLeft 4 Deadファンがもっとキャンペーンを欲しがっていたのだから、5つに増えたのも最高だ。更にChet Faliszek氏は、前作のキャンペーンをLeft 4 Dead 2に収録するかどうか、現在議論している最中であると教えてくれた。消費者に面倒をかけさせないためとの事だ。Left 4 Dead 2をプレー中、前作のキャンペーンをプレーしたくなったら、一々全員がプレーを一旦止めて、ディスクを入れ替えるのは非常に面倒だ。ユーザーからのフィードバックが決め手になるだろうから、自分の希望をちゃんと届けておこう。Left 4 Dead 2が現実のものになったからといって、前作を見捨てたわけではないとも言ってくれた。4人対4人のマッチメイキングを追加するアップデートなど、サポートを続けていくとの事だ。 The Parishは実に楽しいキャンペーンだ。初体験だらけで、叫び声が絶えなかったとだけ言っておこう。だが、まだ明らかになっていない部分も多々ある。他のキャンペーンは?Chet Faliszek氏の言う「ゾンビ感染がまだ発生していないサバンナの都市部」とはどういう意味なのか?他の特殊ゾンビは?新登場の武器やアイテムは?未公開の新モードとは?今後数ヶ月でその答えも明らかになるだろうが、それまではLeft 4 Dead 2が発売される11月17日まで期待して待つ事にしよう。 [360 Games Zone]
by tarosanikki
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